呼吸法に停息を入れるということを
前々回書きましたが
もう一つ付け加えます。
それは息を吐き終わった時も
肚の中を空にしないということです。
通常では息を吐く時は
腹中を空っぽにしますが
少し上達しますと 腹中の息を虚にせず
三割くらい残した状態で
腹圧は加えたままにして吸氣を始めます。
整理しますと
吸氣から呼氣へ変わるときに停息し、
呼氣から吸氣へ変わる時、
腹中を虚にせず
腹圧を加えたまま三割ほど息を保った状態で
吸氣を始めるのです。
これにより肚の中が充實してきます。
丹田で呼吸してるわけですね。
この状態の時、技が冴えてきます。
動画を参照してください。
令和3年10月1日