八十一の十八 體術についての示例

實際に體術を使って技を仕掛けてみます。

柔道の足払いを例にとって説明します。

普通 足払いというと自分の足裏で

相手の足首付近を蹴飛すようにして払っています。

しかし また別のやり方もあります。

この動画では相手のバランスを崩すようにして

倒しています。

人間は少しでも押されたり、

引っ張られたりすると無意識に動くものです。

その無意識下での動きに少しでも干渉されると

思わずバランスを崩すのです。

この動画では相手を動かすのではなく 

自分が動くことで相手に察知されることなく

干渉してます。

背負い投げや肩車でも

相手の無意識下の動作に干渉することで

技をかけられます。

このことは三船久蔵十段の柔道の動画でも確認できます。

なおこの私の動画では

技の原理を紹介するものであり

實際に使用するのには

多大なる修練の時間を持つことが要求されます。

もう一つは正拳突きです。

これはシンクロを使います。

腕を伸ばす動きに合わせて

突きを出します。

動画では押してるように見えますけど

押しただけでは動きません。

腕の動きにシンクロさせてます。

              令和三年五月十八日

八十一の十七  氣を使う方法と體術を使う方法

武術には筋力を使って技を仕掛ける方法と 

どちらかというと力を抜くことで

技を掛ける方法とがあります。

更に意念、氣を積極的に使うやり方もあります。

この力を抜くことで相手に技を仕掛ける方法とは 

意識的に膝の力を抜くことで

相手に感知されずに技を仕掛けることが多いですね。

前回の推手の動画で相手にマウンティングするとき、

力を入れずに肘を動かし

マウンティングしてるのもその一つです。

氣を使う方法とは、

以前 エネルギーの槍で相手を崩す動画を載せてますので

それを参照してください。

太極拳では氣を使うと言われてますが 

私見では體術九割、氣一割くらいではないかと思います。

形意拳もそれくらいです。

八卦掌は氣が九割、體術が一割、但しこの八卦掌は

私が学んだ 張俊峰老師傳のものに限りますけどね。

       令和三年五月五日