八十一の十三 またまた発勁と跟歩です。

拳法では突いた後の反動をどう処理するか、様々な工夫が見られます。

ボクシングではパンチで一撃しても

反動云々を言われることはないようです。

空手では一撃した後の反動は

後脚を突っ張って耐えてます。

これがいうところの前屈立ちです。

太極拳では弓歩といって

後脚を弓のようにして受けてます。

この場合、體全体の撓りを利用しています。

更にはこの反動を相手に返している場合もあります。

この動作が槍で突いているように見えることから

拳法で拳を當てる動作を「突き」というのでしょう。

なおこの時、

後脚の踵が浮いていると反動を受け切れず、

結果として突きの威力を減ずる事になります。

形意拳では反動を受け、

返すことを重視しています。

形意拳の一撃は まず三體式で突きを入れます。

(三體式は重心の位置が前後の歩幅の中心よりやや後ろに落ちます。)

反動が返ってきますが、

この時 後脚を極く僅か前方に踏み込みます。

これを跟歩と言います。

この僅か前方に踏み込む後脚で間合いが

ごく僅かですが近くなります。

ここがポイントなのです。

お互いに押し合いをしてる時 前足の位置をそのままにして 

後脚を少し前に寄せると

相手は壁にぶつかったようにして

弾き跳ばれることがあります。

間合いが僅かに近くなった事で

感覚が狂わされるようです。

この反力に合わせてもう一度

突いてやります。

つまり二度突きをしているのですね。

もっともこの動きは 見た目には

ゆっくりと突いているようにしか見えません。

跟歩の時は後脚は震脚をしています。

二度目の突きはこれに合わせるように突いています。

動画では棒を持って対峙してます。

撓うのでやり辛かったのですが 

棒の撓いを利用して返してます。

もっと上達すると相手をふっ跳ばせるのですが。

    令和三年四月十日       

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