八十一の十二 長〜く 力強い発声

ほんとは小さな声の方が良いのですが、

力強く長い発声をする事で肚に力が漲ってきます。

声を出し続けている間は息を吐いているわけですから、

長い発声をしているというのは

長い呼気をしているわけなのです。

長く声を出す場合は 通常は體を緩めリラックスしていて

力が抜けています。

ところがこの場合は力を入れたまま

長~く発声してましてちょっと特殊です。

もう少し丁寧に説明しますと、

この場合の発声では力を抜いているところと、

抜いてはいけないところがあるのです。

下腹部は軽く力を入れ、少し膨らんだ状態をキープします。

虚ではなく 

下腹部を實の状態にしておくわけです。

あまり力むといけません。

繰り返しますが下腹部は軽く膨らませ、

力を少し入れ、

充實させておきます。

通常 下腹部に力を入れますと、

腹を絞り、ぺったんこになります。

このやり方では膨らますわけですから

やりにくいと思います。

しかしこの稽古を続けていると

全身に力が漲ってくるのが判ります。

         令和三年三月三十一日

八十一の十一ねじりによる勁力の伝達

八卦掌の單換掌で説明します。

後脚の爪先を内側に捻ります。

それを腰から胴體に伝達し

上腕部から掌に伝えます。

この時 この螺旋の推進力で押すのですが

肘の伸展力で押そうとすると 失敗します。

胴體からのエネルギーを

肩甲骨を通して上腕部に伝えるといいです。

この動画では他にも色々試しています。

参考にしてください。

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令和三年三月二十四日

八十一の十 後脚のねじり

ねじれを伝達しながら

エネルギーを伝達していくやり方をご紹介します。

まず 両手のひらを上に向けます。

右手のひらを下に向け捻ります。

すると右肩が飛び出そうになりますので

それを抑えます。

またこの時 胴體が左側、

反時計方向にねじれそうになりますから

これも抑えます。

少し時計回りに回し気味で良いでしょう。

左手の方は 更に手のひらを返し

小指側が上になるくらいにします。

これで右手の捻りを

左手まで伝えたことになります。

次は脚です。

まず平行に立ちます。

右爪先を内側に捻ります。

この時も腰や尻が

反時計方向に捩れそうになるので

時計回りにねじり気味にします。

次に左爪先を外側に捻ります。

これで 右から左に捻れを伝達した事になります。

上半身、下半身ともに右から左、

左から右へとねじれの伝達を繰り返します。

それから上半身と下半身を連動させて動かします。

初めはスムーズに行きませんが

慣れるに従って滑らかになるでしょう。

捻りの力も初めのうちは弱いですが徐々に強まります。

左手をしっかり掴まれていても 

右手を内側に捻る力を使って

相手を弾き跳ばすことが可能になります。

      令和三年三月二十日

八十一の九 氣のボール

掌に意識で気のボールを造ります。

實際 目に見えるわけではないのですが 

意念を集中していると 

その存在を感じられるようになります。 

薄いけど粘るような感じが

微かにではありますが感じられます。

またその重さが判ります。

それが感じ取れるようになりますと

自分の動きも変わっていきます。

というよりその粘るような 

重いような感覚が強まるような動きをするように

なるのです。

動きもより緩やかになって行きます。

そうすることで より粘りや重さが

はっきり感じられるようになるのです。

ただあまりゆっくり動くと

粘りや重さを感じ取れなくなることが ままあります。

その時はもう少し早く動くと宜しいでしょう。

この氣のボールを直径一メートルほどにして

人を打つと文字通りぶっ跳びます。

    令和三年三月十三日