拳法では一打、一撃で相手を倒すのを理想としてます。
一打で相手が倒れないときに
二の打、三の打となる訳でして
初めから二の打、三の打ありきではありません。
その一の打で相手を沈めるために種々、
色々な練功法がある訳であります。
伝統的な空手道の巻藁突きもその一つです。
さて吾々です。
功を深くし、功を積む、というのも
一撃、一打で相手を沈めるためにやる訳です。
「一剣 よく相手を屠る」といった感じです。
四股を踏み 震脚で氣を沈め
拳打も下に墜とすように打ちます。
通常の打撃では顔面や頭部を狙わなければ
一撃で相手を沈めるのは難しいのですが
功を積み 功が深くなると
胴体への打撃でも相手を沈めることは難しくありません。
過去の動画でも胴体への打撃で
腰から崩れていくのを見て取れると思います。
令和二年九月二十五日