八十の三十  触れるということ

八卦掌や太極拳、形意拳の試合では

お互いの小手を軽く付けたところから

試合開始となります

この小手をクロスさせるということを

交手と言います。

他所ではまた別の呼び方をしているみたいですね。

ところでほとんどの場合 

この交手をするということ、

つまり相手に接触するということの意義が

よくわかってないというか、

研究が出来ていないようです。

というのもこれは八卦掌や太極拳、

形意拳では離れて闘うことのリスクを嫌って

密着した状態での戦闘法を選択した結果なのです。

相手の手や脚が自由に動けるようだと

どこから攻撃が来るかわからず、

想定しない攻撃を受けてしまい易いのです。

ところが密着してしまうと

皮膚感覚で相手の動きが分かり、

相手の動きに素早く対応できます。

ですから相手が動こうとしたら

素早く密着して制圧し 

封じ込めるところから

闘いは始まります。

(突き技や蹴り技はその後になります。)

この交手という技の

(交手というのは形ではなく技なのです)

本質は 相手に密着して制圧し、

封じ込めるというところにあります。

當然 相手はそれを嫌がって逃げます。

こちらもそれに付いて行かなくてはなりません。

それで貼、粘、連、随という、

貼り付いて、粘らせて、連なって、随き従う

という技術が必要となって来る訳です。

ここらの技術は太極拳の推手という対練で養います。

   令和二年八月六日

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