武道をやってて氣を付けなければいけないのは
他人の恨みを買わないことです。
武道をやってると強くなるものですから
つい過信してしまい、その結果奢り昂り、
他人の氣持ちを逆撫でしてしまい、
買わなくてもいい恨みを買ってしまうことが
ママあります。
實はこれがかなり危険なのです。
思わぬところで逆ねじを食ったりして
仕返しをされることがあります。
弱い人ほど陰湿、卑怯な手段でも平気で使いますから。
私の知ってる事例で
ピストルで撃たれて
命を落とした人があるくらいですから。
常に謙虚に、他人には優しく、いつも明るく、が、
吾が樂鍠關塾のモットーです。
それからもう一つ。敵わないと思ったら逃げろ、です。
實戦では強い相手とは闘わないことです。
逃げ足の速さは生き残るための重要な要素です。
三十六計逃げるに如かず、
というのは立派な戦術です。
令和二年七月十七日