八十の二十七  洪水による水害

七月四日の大雨で熊本県の人吉、球磨地方に

大規模な水害が発生しました。

私の中学校時代の友人たちも

何名かは被害に合ったようです。

この地方の地理を説明してみます。

球磨盆地は熊本県南部に位置し、

人吉市が球磨地方の中心になります。

日本三大急流の球磨川が

人吉市の中央を貫いて東西に流れてます。

それから球磨川最大の支流、

川辺川が人吉市北方の五箇荘、五木村から相良村をへて

人吉市の東側で球磨川と合流し、

球磨村、八代市を経て八代海、別名不知火海へ流れています。

実は球磨川の氾濫は

この川辺川の治水の失敗と言っても良いくらいなのです。

球磨川には治水用の水量調節ダムとして

人吉市東側から流れてくる球磨川本流の上流、

水上村の市房山の麓に市房ダムがありますが

川辺川には小さな砂防ダムくらいしかありません。

球磨川の水量の四割が川辺川水系からのものです。

過去の氾濫はほとんど川辺川が球磨川と合流した地点の西側、

下流で発生しています。

今度の水害も川辺川ダムができてたら

これほどの被害は発生しなかったのではないか

と悔やまれます。

ただこの川辺川ダム、ダム本体は五木村下流の相良村に造られます。

相良村も1キロメートル位が水没しますが

五木村は中心の頭地地区をはじめその殆どが水没するのです。

それなのにメリットは殆どありません。

人口も当時六千名を数えてたのに今は千名を割ってます。

まさしく村落消滅の事態なのです。

今までにダム関連で

千六百億円もの巨額の税金が投じられました。

それなのにダム建設は中止されました。

村民一人当たりに換算すると

一億六千万円以上を費やしておきながらですよ

これでダム建設やーめた、となってるのですから。 

我が国はいったいどうなってるんだろうと思いますよね。

          令和二年七月九日

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