八十の二十一 砂糖の味は・・・・

八卦掌や太極拳の場合、空手や長拳と違って 

稽古がゆるやかな動きにしか見えませんから、

部外者はもとより

稽古をしている當の本人でさえも

これで本當に役に立つのか

疑問に思ってる人はいますよね

その疑問は至極まっとうだと思います。

私も三十年ほど解らなくて不安でした。

氣とはなんぞや

という一番肝腎なところが抜けているのです。

喩えが適當かどうか分かりませんが

「料理に砂糖を使え」と言われても、

砂糖という言葉は知っていても

砂糖を見たこともなく触ったことも、

味も分からないのでは 

いったいどの様にしていいものやらわかりませんよね。

だいたい何の為に砂糖って使うの、

ということですね。

ですから武技で「氣を使います」と言われても

「氣」が解らないのでは 

その武技が氣を使っているのか、

使っていないのか不明ですよね。

同じ様に見える突きにしても 

氣を使っている時と、

使っていない時とどう違うのか、

あるいは違わないのか、

違うのならどう違うのか、

違わないのならなぜ違わないのか、

それなら氣と力の間にはどんな関係があるのか等々、

みんなが抱く疑問は山ほど出て来ると思います。

今までは解決の緒すら見つからなかったので、

「健康法」だとか「スポーツ」だとか

マカ不思議なものだということで

お茶を濁しているのが實状です。

八卦掌や太極拳、形意拳などはもちろん、

吾が國の武術でも氣を使うものはありますが 

どうしたら氣を感じられるのか、

どの様にして氣を強化できるのか、

自在に氣を操るのにはどの様にするのか、

のメソッドは無いに等しいのです。

私は「氣」の理解には

風水を学ぶのが一番手っ取り早いと思います。

風水の理解があれば陰陽とか

五行とか易とかも理解できますから、

まあ何とか出来るのではないかと思います

 

何となく砂糖の味もわかろうというものです。

   令和二年五月二十九日

八十の二十 立てば芍薬

この写真はウチの庭のシャクヤクです。

なかなかのものですな。

さて八卦掌では身體から練り上げますが

呼吸と合わせて「練」から「錬」へと質を向上させていきます。

円歩式も一つの單円式から

二つの雙円式へと。

これは「∞」のように歩きます。

これで練りの質が格段に向上します。

それから三つの円で。クローバーの様式です。

ダブルで行いますから

ダブルクローバーリーフに向上させます。

文章での説明は難しいので省略します。

さらに五つ、七つ、最後に九つとなりますが

それぞれ五つは梅花、七つは七星、九つは九星ですね。

説明は面倒ですので省略。

     

おまけです。

九星の順番は 河図洛書から借用しました。

「にくしと思えば、七五三、六いち坊主にハチがさす」

詳しくはウチの教室で直接教えます。

          令和二年五月二十三日

80-19 掌打の修得法

次の動画は實際の掌打の修得のやり方です。

一、まず肘を軽く伸ばし、手首を肩の高さまであげます。

  指先は脱力して置きます。

  この状態で二度ほど呼吸します。

二、次に肘を直角に曲げね静止、呼吸を二回する。

三、肘を墜とします。

  その時 肘を軽く伸ばしながら手首も伸ばします。

  指先から肘まで一直線にします。

  ここで静止、呼吸を二回する。

四、肘をさらに墜とし 掌の下、

  掌底を墜とし突き出すようにします。

  その時 掌のひらは丸く窪ませるようにします。

  ここで静止、呼吸を二回します。

五、ゆっくり脱力しながら 下に降ろします。

  なお 静止して呼吸を二度するのは 

  型の軌跡を正確に覚え込ませるためです。

六、慣れたら一から五までの型の軌跡をなぞりながら

  一筆書きみたいに動かしてみます。

七、それができたら實際に人に試してみます。

八、これが充分出来るようになったら、

  四の時 掌底付近にある労宮というツボを意識してみます。

  掌のひらの労宮のツボを押し付けるようにして

  按出します。

  労宮から氣が出て行く感じが掴めると思います。

という訳で労宮から出る「氣で打つ」のが

太極拳の按勢だという訳です。

        

             令和二年五月十五日

80-18  練功法とは氣を溜めること

私のところでは氣とはエネルギーのことであると

定義付けております。

異論があることは承知しておりますが 

私のところでは一応そういうことにしております。

そのエネルギーを蓄える方法として

筋骨を鍛えてエネルギーを発生させるやり方と、

意念と呼吸を使ってエネルギーを発生させるやり方が

あるようです。

これは動作に呼吸を合わせながら意念を誘導して

エネルギーを発生させると言ってもいいでしょう。

また 意念をツボに誘導させると

もっと大きなエネルギーを発生させられるようです。

ここらへんは私も初歩的なレベルでしか理解していませんので

これくらいにして置きます。

      令和二年五月九日