八卦掌の円歩式は我が国でいうところの
いわゆる摺り足で歩くのですが
踵を浮かして歩くと 膝に負担がかかることがあります。
そこで膝を抜くように歩くことを思いつきました。
膝を緩めると身體を柔らかく動かすことができます。
さらにこれは身軽に動けるということでもあります。
八卦掌の円歩式でずっと踵を浮かして歩くのは
結構大変なのですが
これはそのうち慣れてもらうしかありませんね。
身軽に動くというのは軽身功の稽古になります。
また撓やかで身をくねらせる動きも上達します。
相手の體に巻きついて崩したり、
弾き跳ばすこともできます。
関節技も上達しますね。
まあいいことづくめなのですが
身につけるのに時間が掛かるのが難点ですかね。
あとこれはヨガでもそうなのですが
体質的に向き不向きがあります。
力を使わないシンクロなどの體術、
氣功など体質的に向き不向きがあるのです。
初歩的なことでも受け付けないことがあります。
本人の努力でもどうすることも出来ないことなので
早めに見切りをつけることが望ましいですね。
令和二年四月二十五日