今年最後のブログになります。
さて前回の続きです。
脚絆を巻くことで立ち方がしっかりしてくることがわかりました。
と、言う事は脚力を強化するための
諸々の筋肉の鍛錬法はさほど必要ないのではないか、
という仮定が成立しそうですね。
ご明答と言っておきましょう。
つまりこういうことです。
脚力を強化するためには 必ずしも脚の筋トレをする必要はないということです。
それ以外にも
一つ、意念を脚に持って来るということ、
二つには身體のズレを修正するということ、
三つ目には腰を意識する、などの方法が考えられます。
一つ目の意念を脚に持って来るというのには四股を踏むとか、
站樁をすると言うのもあります。
勿論筋力も強化されるのですが。メインは筋力よりも意念であり、
氣の強化であります。
そして技術がこの段階まで上達したら拳打の強化にも
筋トレや巻き藁突きだけではなく呼吸の仕方とか
意念の使い方を工夫することでさらなる突き技の向上を図れる
という事に気づかれるでしょう。
これが太極拳、八卦掌、形意拳が武術、武道として成立する
理由でもあります。
令和元年十二月二十七日
今度の日曜日の稽古は自由参加です。
午前中大阪城公園で行います。(雨天決行)
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