79-58 一年ありがとうございました

今年最後のブログになります。

さて前回の続きです。

脚絆を巻くことで立ち方がしっかりしてくることがわかりました。

と、言う事は脚力を強化するための

諸々の筋肉の鍛錬法はさほど必要ないのではないか、

という仮定が成立しそうですね。

ご明答と言っておきましょう。

つまりこういうことです。

脚力を強化するためには 必ずしも脚の筋トレをする必要はないということです。

それ以外にも

一つ、意念を脚に持って来るということ、

二つには身體のズレを修正するということ、

三つ目には腰を意識する、などの方法が考えられます。

一つ目の意念を脚に持って来るというのには四股を踏むとか、

をすると言うのもあります。

勿論筋力も強化されるのですが。メインは筋力よりも意念であり、

氣の強化であります。

そして技術がこの段階まで上達したら拳打の強化にも

筋トレや巻き藁突きだけではなく呼吸の仕方とか

意念の使い方を工夫することでさらなる突き技の向上を図れる

という事に気づかれるでしょう。

これが太極拳、八卦掌、形意拳が武術、武道として成立する

理由でもあります。

令和元年十二月二十七日

今度の日曜日の稽古は自由参加です。

午前中大阪城公園で行います。(雨天決行)

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79-57 脚絆

次の動画は脛骨と腓骨の間を修正し、武道における立ち方、

土台の強化に役立つようにしたものです。

通常 脛骨と腓骨の間の修正なんて考えもしませんよね。

しかしながら立ってるとき

脛骨ではなくて

腓骨の方に体重をかけてることがままあるのです。

外反母趾の人はだいたいにおいて

脛骨と腓骨の間が開き過ぎてる人が多いように思います。

このような状態では 体重を支えてるのは丈夫な脛骨ではなくて、

か細い腓骨である訳で、

充分体重を支えきれなくてパワーが出せないのです。

この動画では脚絆を巻くことで

ズレた腓骨を脛骨寄りに修正してます。

その効果は動画で一目瞭然でしょう。

                令和元年十二月二十日

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今度の日曜日の稽古は都島で行います。

79-56 引く時 伸筋を使う方法

相手の手首を掴み水平に引いたら

屈筋を使う事になりますが

肘を伸ばして下方に引き落とすと

相手は手前に引き倒されます。

この時は屈筋である上腕二頭筋ではなく

伸筋である上腕三頭筋を使ってます。

それ以外にも

左右に押し開くようにすると

上腕三頭筋を使っている事になるのです。

こうする事で突き技用の伸筋である

上腕三頭筋で相手を引き寄せることができ

突き技の威力の減衰をひき起こすことは

なくなるのです。

太極拳の攬雀尾では

下圧するようにして相手を崩してます。

其れ故 伸筋を使いますので

拳打と同じ感覚で関節技を極めたり

投げ技が使えるのです。

           令和元年十二月十二日

今度の日曜日の稽古は通常通りです。

79-55 伸筋を使うのと屈筋を使うのと

突き技では伸筋である上腕三頭筋を主に使いますが

柔道などの組み技では屈筋である上腕二頭筋が

使用されます。

ですから空手の人が柔道をやると

空手の突き技では使用されない

屈筋を使用することになります。

ということは

せっかく突き技で伸筋である上腕三頭筋を発達させ、

屈筋である上腕二頭筋は使用しなくなり

そのため退行性萎縮を起こして

屈筋を少なくしていたはずなのに

わざわざ屈筋を使用して

屈筋を発達させるというヘンテコな事になるわけなのです。

これはせっかく精強無比の突き技に仕上げたものを

わざわざ突き技の威力を減ずるという

なんとも矛盾したことをやってる訳になります。

とても正気の沙汰とも思えません。

 

というわけで現在の状況では

柔道と空手やボクシングを同時に学ぶのは

無理なのであります。

如何してもというのなら

空手の人は柔道の技を

伸筋でやれるように創り変える必要があります。

しかしこれは空手を極めた人ならともかく

一介の修行者に求めるのは無理というものでしょう。

令和元年12月6日

 

8日の日曜日の稽古は通常通りです。

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