内功をやるときの呼吸法は 吸うとき身體を緩めます。
太極拳の起勢では両手を挙上しますが
このとき、呼吸は吸氣で
両肩を墜とし
身體を緩め、
両手首を前方に引き伸ばし
肘を緩め、挙上させていきます。
しかし ほとんどは肩を怒らせて、
肩を挙げながら、肩で息を吸うようにして
両腕を挙上させているのです。
これでは身體は緩みません。
両肩を墜とし 下肢を緩めながら息を下に吸い落とすようにし、
下肢に充分に息が詰まってから
徐々に腰が揚がっていくのを良しとします。
八卦掌、形意拳、太極拳等の武術、武道では
身體が緩みきっていないと
本当の力は出せないのです。
明日の稽古は通常通りです。
令和元年十月五日
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