79-35 正当防衛(令1.7.20)

我が国では正当防衛の範囲は極めて限られてます。

 

自分や自分の子供、妻、兄弟姉妹などを守るためでも難しく、

というより 守るなら弁護士と警察を頼れ、となってます。

ですからこのままでは自分や自分の家族が被害にあってからでないと

警察や弁護士は動いてくれません。

もしそのために取り返しのつかないことになっても

仕方がない、というのです。

 

最近あった放火による殺人でも火を点けられてからでないと

犯人に対して何も出来ないのです。

もちろん余裕を持って相手を制圧出来たらいいのでしょうが

通常はそんな余裕はありません。

よって過剰に反応することもやむを得ないと思うのですがねえ。

 

この正当防衛の範囲が狭すぎる、というか

ほとんど認められない、というのが

我が国の現状なのです。

 

 

人間には生まれつき喜怒哀楽の四つの感情が備わってます。

その本来備わっている感情の一つを無理に押さえつけるのですから

当然歪になります。

怒りの感情は攻撃的なものです。

他に対して攻撃できなくなった感情は

行き先を失い、自分に向かいます。

いじめによる自殺なども

自分に対する攻撃感情の

発露でしょう。

 

 

だいたい武術を学ぼうとするのは

他人からの攻撃に対処できるようにするためでしょう。

しかし、現状では武術を学んでいる人が

他人からの攻撃に刃向かうと間違いなく

過剰防衛で罪に問われます。

 

ある有名なボクサー、多分チャンピオンだったと思いますが

ヤクザに絡まれても手を出さず相手のなすがままにさせてたというのですが

こんなのオカシイでしょう。

また別のボクサーは絡まれたのを反撃して袋叩きにしてしまった為、

慰謝料と治療費を支払うはめになったとか。

 

なんかヘンですよね。

なんのためにボクシングや武術を身につけたのか、

聖人君子になるためだったとしたらもうこれは

喜劇ですよね。

 

合法的に相手に対応するためには

稽古中のアクシデントにするしかないのか。

 

なんかもうアホみたい。

 

 

明日の稽古は通常通りです。

 

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