79-32 言葉の壁 (令 1・6・29)

八卦掌や形意拳、太極拳をやってて困るのが言葉の壁です。

日本語に翻訳してあるだろうが、と言える人は

幸せな人です。

漢字で書いたら同じみたいに思えますが

実際はかなり異なります。

初歩的なところでは「氣」とか「勁」ですね。

あと「套路」もそうですね。

一般の人に説明するのにもっと分かりやすい、

一般受けしやすい言い方が要求されます。

で無いとこれらのものは単なる一過性の流行で終わってしまうでしょう。

 

「氣」とは念力と同じ種類のもので、

「勁」とは氣を筋肉の代わりに使うもの。

単純化していうとこんな感じかなァ。

 

明日は明石城公園です。9時前にJR明石駅に集合です。

 

 

ホームページはhttps://sekijuku.comからどうぞ。

79-31 よもやま話(令1-6-22)

太極拳みたいに力を使わずに相手を倒す拳法というのは

かなり新しい方法になります。

通常は力を使いますからね。

それだけに馴染みにくいのですね。

だから難しくて当たり前なのです。

 

では何を使うのかというと、

重さ、です。

意識を集中させ普段は使わないような深層の筋肉を使います。

あるいは生理作用をも操作します。

 

明日の稽古はいつもの通りです。

ホームページは

http://sekijuku.com               からどうぞ。

 

 

79-30 騎馬立ち(その二) (令1.6.15)

騎馬立ちというのを単に立ってるだけというのはどうなのでしょう?

 

三国志というテレビ映画を見たことがあります。

その中での馬上での闘いというのはかなり激しいものです。

ただ馬上で鞍に座ってるだけでは落馬します。

両脚で馬の腹を挟んでいなければ

馬から弾き跳ばされてしまいます。

 

この馬体を挟むような両脚の形を

騎馬立ちとか馬歩と言います。

 

そういった意味では夾叉脚、

あるいは馬を両脚で抱き抱えるようにするから

「騎抱脚」でもいいかもしれませんね。

 

この騎抱脚をする場合、

両脚は通常の馬歩より大きく取ります。

両脚を地面に深く挿し込むようにして立ちます。

それから内側に入れ馬体を挟み込むようにするのです。

これで出来上がり。

効果のほどはやってみれば直ぐ分かります。

 

この動画は剣の基本です。

 

明日の稽古はいつも通りです。

ホームページはhttps://sekijuku.comからどうぞ。

 

 

 

 

79-29 ナイハンチ (R1.6.8)

なんのこっちゃ?ですね。

これ、騎馬立ちのことです。

馬に跨ったような立ち方です。

両脚は馬の腹を挟むようにします。

バイク乗りの間ではニーグリップと言ってます。

空手の世界では前屈立ちとか、後屈立ちという言い方は

昭和の初め頃まではなかったそうで、

ただ単に前屈とか、後屈とかいうだけだったとか。

騎馬立ちの変化技だったそうです。

 

太極拳でいう弓箭歩というのも

もしかしたら馬歩の変化技ではないかと思ってます。

馬歩の立ち方は騎乗するときの脚の形とよく似ています。

陳家太極拳の老架式にある摟膝拗歩の脚も

左右に開いた脚を前に出して拗歩してます。

運動線は真横ですね。

これは馬歩の変化だと思うのです。

 

私が習った太極拳は單鞭の時

斜め後ろに脚を出して斜單鞭と言ってましたが

これも以前は真横に按出してたのではないのかと

思うのです。

また摟膝拗歩の時もジグザグに進むのですが

これも真横に進んでたのでは無いのか、

と思います。

このほうが腰が極まり、股が円くなり、按が効くのです。

気血の流れも良くなります。

明日の稽古はいつも通りです。

ホームページは  http://sekijuku.com   からどうぞ。

 

 

79-28 カウントダウン(R1.6.1)

前回の補足です。

自分で体験したこととか

自分が理解できてることを他の人に伝えるというのは

いつも困難を伴います。

 

机の前に座って本を読んだり、パソコンを開いたりするのが日課の人と

肉体労働を主としてる人とでは

脳に対する刺激が違いすぎて

脳の発育そのものも異なってるように見えます。

 

ちなみに脳という器官は身体を動かすために発生したものです。

 

生物はクラゲ状のふわふわ状態から進化して

きたのですがちょっと説明します。

 

自分が漂いながらエサを取る状態から

自分で自由に動いて餌を捕れるようにするために背骨が発生しました。

 

背骨ができたことでさらに餌が捕れるようになり

身体の中も充実してきたのです。

 

背骨の動きをさらに巧妙にすることでさらに餌が捕れるようになり、

そうすると、さらなる発達がのぞめるようになり

そのうち背骨の一端が脳として発達してきたものでしょう。

 

ですから脳を使うというのは

もともと運動のためだったのです。

 

今はそれだけではありませんけどね。

 

脳の発育のためなら

運動が、それも下半身を使う運動がいいのです。

足の裏を大地につけてハダシで走り回るのが

脳のためにはいいのです。

 

では今回のカウントダウンです。

 

この元ネタはアメリカのテレビドラマです。

興奮してパニックを起こしてる人を

主人公が鎮めるシーンがあるのですが その方法が秀逸です。

100から0までカウントダウンさせるのです。

 

さらに階段を一段ずつ降りていくのをイメージさせるのです。

そして最後の一段を降りたらパニックが治まるという

暗示を与えてましたね。

上手いものだなあ、と感心しました。

 

太極拳でもリラックスというのはやりますけど

なかなか肩の力が抜けなくて苦労させられます。

しかし、このカウントダウンという方法を使うと

すんなりと行きそうです。

 

明日の稽古は通常通りです。

 

ホームページは

https://sekijuku.com     からどうぞ。