79-26 殺陣と約束組手(R1-5.18)

若い頃 観た映画に「燃えよドラゴン」と言うのがありました。

ブルース・リー主演のアクション映画で

私も新宿まで3度ほど観に行った記憶があります。

カッコ良かったですね。

 

この間久しぶりに「燃えよドラゴン」を観て

あの頃はこのレベルで喜んでいたのか、と

あらためて感心しました。

 

説明しますと、アクション映画の出演者が

必ずしも武道の経験者ばかりとは限りません。

 

素人はまともに突きや蹴りを入れると

とても受けられません。

それこそ怪我人が続出して撮影中止、となり兼ねないのです。

そこで観客から見ると本物らしく見える様に、

出演者には安全に演じられる様に

少しやり方を変えます。

 

具体的には

相手の急所を狙って当てるのではなく、

相手の受けようとしてる、

手や足に

当たる様にします。

 

チャンバラ映画ですと

相手の身体に斬りつけるのではなくて

相手の刀や棒に当てるのです。

そうすると安全に

しかも上手く受けられた様に見えるのです。

 

これが「剣客商売」の中で無外流の達人「秋山小兵衛」を

「藤田まこと」が上手く演じられた理由なのです。

また「子連れ狼」の「拝一刀」を

水歐流の達人でもない萬屋錦之介が演じられた理由なのです。

 

これに対し約束組手は

相手の身体に当てる様にして突きや蹴りを放ちます。

 

ただし、初心者の場合は攻撃も防禦も

上手くありませんので

相手の身体に届かない様に

間合いを大きく取ります。

すると防禦の方は

威力が弱まってるか、静止してる突きや蹴りを

受ける訳ですから

簡単に受けられる、と言うことです。

 

上達するにつれて間合いを正常にしていきます。

一応 間合いと約束組手の関係を示します。

突きの場合で書いてみます。

初心者  イ、20〜30cm 手前

ロ、5〜10cm 手前

 

中級者  イ、すれすれ

ロ、2〜3cm 喰い込む

 

上級者  イ、10〜15cm 喰い込む

ロ、貫通する様に

 

 

回数は全体を通して2万回から3万回ほど。

通常の素質の人で1日2時間の稽古、

週5、6回で1年から1年半と言ったところでしょうか。

中級者のレベルになりますと

通常の護身には十分役に立ちます。

 

この稽古の場合 力を入れたり

速くしたりする必要はありません。

それは最後の仕上げの段階でやればいいのです。

それまではゆっくり柔らかくやる方が効果があります。

 

今度の日曜日は午前中も都島で行います。

ホームページは

http://sekijuku.com     からどうぞ。

 

 

 

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