八卦掌の稽古は長年やってきたがよくわからないことが多いです。
八卦掌の達人が軽身功の達人だったと言われても
こんなやり方でどうしたら軽身功が身につくのか
皆目不明でした。
ある時 爪先立ちの稽古をしていて気がつきました。
十指抓地という地面を十本の指で掻くようにする動作の意味がです。
やっと理解できました。
歩く時 起落平衡というのも単なる摺り足ではなく
平衡に足の裏を挙げ、着地するのですが
十本の指で爪先立ちするように歩くのです。
この時 踵は浮かせずにして地面に足指をめり込ませるように
します。
そうすると体が浮き上がるようになりますが
そうせずにさらに丹田を引き摺り落とすようにします。
これは形意拳の跟歩、三体式でも同様です。
さらにブリッジをやってます。
体を仰け反らせて柱に両手をつけます。
これはぎっくり腰の治療や整体にも効果的です。
これで体が軽くなります。
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