前回の続きです。
この考え方で説明すると武道とはどんなものか?
ということがよくわかりますのでもう少し続けます。
馬歩で立つと言うことは土台が安定するということです。
ですから五行拳が早く仕上がります。
しかしこのままでは使い難いので、
三体式という前後に足を開いた形でも使えるようにします。
これが零戦に20ミリ機関砲をしっかり搭載するのと
論理的には同じことになります。
馬歩の場合だったらできたことが
三体式にしたらうまく出来難いのです。
これはタンチュン功という杭を打ち込むような意識が
うまく使えていないことによるものです。
零戦の場合でも20ミリ機関砲の反動はものすごく、
主翼にシワがよったり、胴体のフレームがねじれたりしたそうです。
最高速度で20ミリ機関砲を撃つと速度の低下が起きたとか。
というわけで地面に頑丈に固定されてるときと
機体に搭載されたるときとでは差があったようです。
当然命中精度にも差が出てたようです。
我々の場合も同じ固定状態でも
馬歩のときと三体式のときとでは差があります。
三体式の方が難しいです。
また 跟歩して打つともっと難しいのです。
次回は何故 戦闘機の武器は前方に固定されてるのか?
横に旋回銃架に搭載したほうが自由に撃てて良さそうなのに?
です。
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