まず 武道とはなんぞや の定義をしておきます。
武道とは武技を使っての命がけの勝負である ということです
これが定義です。あ、ここだけですけど。
何故 命がけなのかと言いますと
命を懸けた時とそうではない時の人間の出来が違うからです。
人として向上するということはなかなか難しいのです。
技術の向上だけでは魔道に踏み込んでしまうことがあるからです。
曰く 剣鬼、拳鬼というやつ。
人間とって最も大切なものは何か?と言いますと
それは 命 ですね。
命は一つしかありませんからね。
その命を懸けるということが人間を最も向上させるのです。
自分の 死 というものと
しっかり向かい合うということができた時
その人は怖いものがなくなるのです。
武道はそれの機会を与えてくれるのです。
だから技というものは 一撃必殺 のものとして
仕上げる必要があるのです。
スポーツではレベルが低すぎてダメなのです。
虎ではなく猫レベルなのです。
そのために修得に独特の工夫が凝らされていますし
時間もかかります。
しかし やって見る価値はあります。