79-55 伸筋を使うのと屈筋を使うのと

突き技では伸筋である上腕三頭筋を主に使いますが

柔道などの組み技では屈筋である上腕二頭筋が

使用されます。

ですから空手の人が柔道をやると

空手の突き技では使用されない

屈筋を使用することになります。

ということは

せっかく突き技で伸筋である上腕三頭筋を発達させ、

屈筋である上腕二頭筋は使用しなくなり

そのため退行性萎縮を起こして

屈筋を少なくしていたはずなのに

わざわざ屈筋を使用して

屈筋を発達させるというヘンテコな事になるわけなのです。

これはせっかく精強無比の突き技に仕上げたものを

わざわざ突き技の威力を減ずるという

なんとも矛盾したことをやってる訳になります。

とても正気の沙汰とも思えません。

 

というわけで現在の状況では

柔道と空手やボクシングを同時に学ぶのは

無理なのであります。

如何してもというのなら

空手の人は柔道の技を

伸筋でやれるように創り変える必要があります。

しかしこれは空手を極めた人ならともかく

一介の修行者に求めるのは無理というものでしょう。

令和元年12月6日

 

8日の日曜日の稽古は通常通りです。

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79-54  基本とは功を深めること

我が國では余り言われませんけど

八卦掌の世界では用法や套路よりも

功が深まること、功を積むこと

即ち練功法を重視しています。

 

功などどうでも良い、用法さえ知ってたらそれで充分、

と考えてる人も多いでしょうけど

いくら技を掛けてもそれが効かなかったら

如何しようもありませんからね。

 

功が深くなったら ちょっとした動きで

簡単に相手を倒せるようになります。

 

技は 技の形を覚えることから始まり

初めはぎこちなかったものが

樂にスムーズに出来るようになる、

ここが、スタートラインになります。

技は覚えただけではスタートラインにも立ってないのですね。

 

解り易く突き技を例に説明します。

突き技は肘を伸ばしますから

伸筋である上腕三頭筋を使います。

肘を曲げる屈筋である上腕二頭筋は使いません。

 

突き技の稽古を長く続けていくことで

上腕三頭筋は数多く使われ

ますます発達していくことでしょう。

 

それに反し肘を曲げるための上腕二頭筋は

あまり使われませんから

退行性萎縮を起こして筋量も減少していくことでしょう。

 

これが 技が體を変える、ということです。

 

上腕三頭筋が発達し、上腕二頭筋が退行性萎縮していくにつれ

突き技はますます上達して威力を増していくことでしょう。

その威力の向上した突き技は

さらに上腕三頭筋を発達させ、

上腕二頭筋は減少し、

それによりさらに突き技の威力が増し……。

技が體を変化させ

変化した體によりさらなる技の向上が図られ、

それはさらなる體の変化をもたらし、

と 螺旋状に発達していくわけです。

 

このような事からも

技を覚えても さらに技の稽古をし、

技が體についても

もうこれで良い、終わりということは

ないわけです。

これが 武道、武術は生涯の修業だ、と言われる所以でもあります。

令和元年11月29日

 

今度の日曜日は午前中都島、その後持ち寄りで忘年会をします。

 

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79-53 氣功主体の運動と筋力主体の運動の違い

なんか随分長い題名になりましたが今回はこれで行きます。

氣功を格闘術として使う場合は

力むと良くありません。

 

按で押したり、拳打で打ったりするときは

自分の持てる筋力の二割くらいで十分なようです。

勿論、もっと上達したら一割、

あるいは五分以下でも事足りるでしょう。

 

また純粋に氣を練り、内功を深め、功を積むときは

もっと小さく、ほとんど意念のみで間に合います。

ただこの場合、氣が暴走しないように

充分注意する必要があります。

 

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明日の予定は     通常通りです。

79-52 いつもと異なった感覚

技をかける場合

筋力そのままで掛ける場合と、

体術を使って掛ける場合と、

氣を使って掛けるのとでは

それぞれ感覚が異なります。

 

もっとも判りやすいのは

筋力をそのまま使って掛けるもので

通常のスポーツや格闘技がこれに當たります。

 

難しいのは體術を使うものと氣を使うやり方の場合です。

 

初めのうちは體術と氣を使うものとの区別がつきにくいのです。

 

一般的には體術を使うやり方の方が

早く身につくようです。

 

これらの技法は筋力を生のままで使うのは

身につかないのです。

ですからスポーツ的な格闘技を身に付けてる人ほど

修得するのに大汗をかきます。

 

殊に氣を用いての稽古は

氣の修得者からの直接的な伝授でないと

まず無理かもしれません。(稀に自得する人もいますが)

 

17日の稽古は8時45分から都島で行います。

午後は休講します。

 

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79-51 悪い氣を遮断する

藥指の付け根を押さえるだけです。

 

親指で藥指の付け根を押さえながら握り込みます。

ただこれだけで他の悪い氣、

好ましくない氣、

自分に合わない氣、を遮断できます。

 

片方だけでも効果が期待できますが

両方やったほうがより効果的です。

 

藥指の指輪は意味があるのですね。

この指輪、銀の指輪が一番です。

 

動画では實際に押して試してます。

 

氣が乱れてるとシッカリ立てないものですね。

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令和元年11月7日

 

79-50 一杯飲った後に

さて一升瓶の話はこれくらいにして話を進めます。

氣の感じは人さまざまですが

自己流での修得というのはかなり難しいと思います。

私のところでは私が判断して氣が入っているな、というときの立ち方と

入っていないときの立ち方をして貰い、

それぞれ横から押してもらって比較して體感しながら

修得してもらってます。

當然、氣が入っているときの方が強いですね。

このような稽古を何度か繰り返しているうちに

ああ、この状態では氣が入っている、

こんな感じだと入っていない、というのが

明瞭になってくるのです。

もっと慣れてくると見ただけで

こんな形だと氣が入っている、

こんな形では入っていないというのも

判ってきます。

さらには入っていても それが肘までは入っているが、

肘から先は抜けているとか、

手首までは通ったがその先は行ってないとか、

指先まで通っているが

実際に相手を押そうとしたら抜けた、等も

判別できるようになります。

 

今度の日曜日は通常通りの稽古です。

 

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令和元年11月1日

 

79-49 そんなときは・・・・・・

今回は氣の使い方です。

エネルギーの槍を打ち込むという方法があります。

 

掌(拳でもいい)打 の時、

エネルギーが槍状に相手の身體を射し貫いている有様を

想像してください。

このとき相手の體重を支えている

体重支持線を斜めに貫くようにします。

 

相手はこちらの掌打を支えきれなくて

簡単に崩れてしまいます。

慣れるとほとんど力は用いません。

また肩を押さえつけても

この方法ですと簡単に潰せます。

 

ですがどうやってもうまくいかない時は如何したらいいのでしょうか。

 

そのときは

そのときは ・・・・ 一升瓶を持ってきて

楽しくやりましょう。

 

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今度の日曜日の稽古は平常通りです。

令和元年10月25日

 

 

 

 

 

 

79-48 氣の強さのいろいろ

 

①熊野市紀和町木津呂DSCN0438.jpeg

 

②奈良市円成寺

DSCN0441.jpeg

 

③天川大辯財天

DSCN0015.jpeg

私の感じたままで言いますと

①、②、③の順で氣が強くなっているようです。

ちなみにこの写真を教室のおばちゃんたちに見せましたら

みな一様にしっかりして強くなりました。

足に根が生えたようでびくともしません。

一気に技量が向上したように感じました。

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令和元年10月17日

79-47 鋸で引くように

昨日 熊野市紀和町木津呂に行ってきました。

写真はそのときのものです。

この場所はすごく氣のエネルギーが強く

この写真からも出ているのが感じられるほどです。

あとは下北山中学校付近もすごいですね。

DSCN0438.jpeg

DSCN0439.jpeg

 

 

では本題に入ります。

まず体を緩める呼吸から説明します。

 

腰を墜とし、下腹部と脇腹に息を吸い込むようにします。

最初のうちはわかりにくいので

両脇を支えて貰いながらやるといいでしょう。

両脇を支えて貰いながら 腰を墜とし息を吸い込んでいきます。

吐く時は膝を伸ばしても構いません。

これで體を緩めながら息を吸うというやり方を

身につけられるでしょう。

站樁の時 体を緩めながら肘を浮かすようにすると

独特の感じがします。

これで相手に触るとすぐ崩れます。

太極拳の戦い方、軽く触れるようにして相手を倒す、

というのが出来るようになります。

上の動画はバックスピンの用です。

肘から先を刃物に見立てるのです。

それで鋸を引くように打つといいのです。

その時、相手の體でも手首でも胴体でも回転させるように

して打ち(バックスピン)ます。

これは括面脚や擺脚などの蹴り技でも同様です。

回し蹴りの時でも

自分のスネを鋸のようにして蹴ってやると

相手は七転八倒します。

 

令和元年10月11日

 

 

今度の日曜日の稽古は台風の影響により都島で行います。

 

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令和元年10月14日一部編集

 

79-46 呼吸

内功をやるときの呼吸法は 吸うとき身體を緩めます。

 

太極拳の起勢では両手を挙上しますが

このとき、呼吸は吸氣で

両肩を墜とし

身體を緩め、

両手首を前方に引き伸ばし

肘を緩め、挙上させていきます。

 

しかし ほとんどは肩を怒らせて、

肩を挙げながら、肩で息を吸うようにして

両腕を挙上させているのです。

 

これでは身體は緩みません。

 

両肩を墜とし 下肢を緩めながら息を下に吸い落とすようにし、

下肢に充分に息が詰まってから

徐々に腰が揚がっていくのを良しとします。

 

八卦掌、形意拳、太極拳等の武術、武道では

身體が緩みきっていないと

本当の力は出せないのです。

明日の稽古は通常通りです。

令和元年十月五日

 

 

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